2024年9月20日
お蚕様がやってきた
9月17日(火)
今年もわかば保育園に、お蚕様がやってきました\(^o^)/
なんて小さいんでしょう~。
「ごまみたい。」「この前、みんなでぽかぽか畑で撒いた大根の種より小さいね。」
ふっと息を吹きかけたら、飛んで行ってしまいそうなくらい小さな卵でした。
早速、図鑑で調べているお友だちがいました。
「卵の色って変わるんだね・・・」
貰った卵は、黒だからもうすぐ生まれるの???
・・・・そして二日後・・・・
小さな命が生まれました\(^o^)/
顕微鏡で見てみると、
まさに卵から、お蚕様の赤ちゃんが抜け出す瞬間を、観察することができました。
卵の色の違いや、肉眼では確認できない体に生えている毛や模様、そして小さな足を動かして歩く様子を、自分の目でしっかり見ることができました。
顕微鏡で見える世界に、釘付けの年長さんでした。
そして、黒い卵と白い卵がある事にも気がつきました。
丸く穴の開いた卵を見つけたお友だちが、『お蚕様が出て、空っぽになったから白くなったのではないか』と考えました。
もうすぐ生まれそうなヒビだらけの卵も見つけました。
・・・卵から出てくるところ…見てみたいなぁ~。
そんな声があちらこちらから聞こえ、
だりあぐみの子どもたちは、給食を食べながらその瞬間を待つことにしました。
・・・でもこの日、待っても、待っても、お蚕様の赤ちゃんは生まれませんでした。😢
しかし、その翌日の朝。
昨日まだ生まれずにいた卵からも、ほぼ全てお蚕様の赤ちゃんが出てきて、元気に動き回っていました。
「お腹がすいているんじゃない?」
さっそく園裏の桑の木まで走り、
「お蚕さまの赤ちゃんにあげる葉っぱ、どれがいいのかなぁ~。」
実際に手で触ってみると、
「これは、硬い。」
「こっちは柔らかいから、お蚕様の赤ちゃん食べるかも。」
自分の手で触れて考えて、お蚕様の赤ちゃんが食べられそうな葉っぱを選んでいました。
小さくちぎってそ~っとあげてみると、
「あ~~~!葉っぱの方に歩いて行ってるー!」
みんなが採ってきてくれた柔らかい葉っぱを、おいしそうに食べ始めました。
桑の葉をあげたり、お掃除をしてあげたりして、年長さんは、これからお蚕様との生活が始まります。
みんなでお世話をして、大事に育てていきたいと思います。